キム・ナレさんの日常ごはん
【なんにもしたくない日のササっと韓国料理】材料を重ねて火にかければ出来上がり"豆もやしプルコギ"

【なんにもしたくない日のササっと韓国料理】材料を重ねて火にかければ出来上がり"豆もやしプルコギ"

「今日はなんにもしたくない!」っていうときはコレ。材料を重ねて火にかけるだけ。〆は残った汁にご飯を加えて焼き飯に。せりがなければ好みの香味野菜でOKです。料理研究家のキム・ナレさんに、気どらないおかずをたくさん教えていただきました。

“豆もやしプルコギ”のつくり方

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材料材料 (2~3人分)

豆もやし200g
豚肩ロース肉300g(切り落とし)
長ねぎ60g(斜め薄切り)
えごまの葉5枚
【たれ】(混ぜ合わせる)
・ 韓国唐辛子大さじ1(粉)
・ コチュジャン大さじ2
・ 醤油大さじ1
・ アガベシロップ大さじ1(砂糖か蜂蜜でも可)
【〆の焼き飯】
・ ご飯茶碗1~2膳分
・ せり適量(あれば)
・ 焼き海苔適量(細かくちぎる)
・ 胡麻油大さじ1
・ 白煎り胡麻大さじ1/2

1下ごしらえ

豚肉を食べやすい大きさに切る。

2蒸し焼きにする

鍋に豆もやし、①、ねぎを順に入れ、たれをかけ、蓋をする。強めの弱火にかけ、10分ほど蒸し焼きにする。

蒸し焼きにする

3炒める

蓋をあけて全体を混ぜ、えごまの葉をちぎって加える。たれが全体にからむまでさらに混ぜながら炒めれば完成。

完成

4〆の焼き飯をつくる

具がなくなったら、胡麻油以外の焼き飯の材料を加え、汁気がなくなるまで弱めの強火で炒める。火を止めて胡麻油を回しかける。

焼き飯
スプーンやスッカラの背でつぶしながら炒めるのが韓国式。好みで鍋底にお焦げをつくっても。

教える人

キム・ナレ 料理研究家

キム・ナレ 料理研究家

韓国・仁川(インチョン)出身。服部栄養専門学校を卒業後、地中海料理のレストラン勤務を経て、2015年より韓国料理教室を主宰。雑誌、書籍、テレビなどで料理家として活躍中。近年は、文献から古のレシピを研究することに夢中。

この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。

四季dancyu 2024春
四季dancyu 2024春
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482615
2024年3月12日発売/1,200円(税込)

文:藤井志織 写真:宮濱祐美子

藤井 志織

藤井 志織 (編集・ライター)

フリーランスで、主に雑誌や書籍、WEB、企業の販促物などで編集や取材、執筆を行うほか、イベントの企画やディレクションを行うことも。担当した書籍に、草場妙子著『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、石井佳苗著『DAILY LIFE』、重信初江著『昔ながらのおかず』、オカズデザイン著『マリネ』、nestRobe著『SLOW MADEな服づくり』、小堀紀代美著『LIKE LIKE KITCHENの旅する味』、ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』などがある。

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